こんにちは、ラッシュです。
ネイチャーアクアリウムは、自然から学び、微生物や水草の働きで水槽を維持するスタイル。
それに合わせて、自然の営みが行われる舞台となる水槽も自然感あるレイアウトにしたいですよね?
とはいっても、「どうしたら自然っぽいレイアウトができるの?」と思う人も多いはず。
今回はそんな人のために、
パターン化!自然感あるレイアウトの作り方
をご紹介します。
超簡単です。笑
ポイントさえおさえておけば、自然感のある水槽は勝手にできあがっていきます。レイアウトで迷子になっている人はぜひ参考にしてみてください。
また、
- 何回か立ち上げはしてるけど、自然な感じが出せない
- かっこいいレイアウトの作り方をおさらいしたい
- 流木を組んでいるところから進まない
という人にも読んでいただきたい内容です。
それではどうぞ!
自然感ある水槽は人の手では作れない
そもそも、自然感ってどういうことでしょうか?
イメージしてみてください。
まったく太陽の光が当たらない場所にヒマワリが咲いていたらどうですか?不自然ですよね?
植物は環境にあった成長をします。光が良く当たるところでは元気に成長し、光が弱いところでは育たなかったり、種類によっては間延びしたりします。
環境に適応できたものだけが残ります。これを自然界では「選択」とか「淘汰」と言います。
「選択」や「淘汰」は長い年月を経て繰り返されるわけですが、
水槽内で少しだけこれらのエッセンスを加えてあげると自然な水景になります。
具体的にどうするかというと、「水草の成長にまかせる」ってだけです。笑
3ヶ月後くらいの完成をイメージして植栽します(植栽時に自然に見えるポイントは後で解説します)。必要なトリミングはしますが、あとは水草まかせ。当初のイメージと違ってきてもそれはそれで継続します。
そうすると、とても説得力のある、人の手では作れないような自然な水景ができあがります。
パターン化!自然な水景の作り方
ではそれらの手順です。
- 構図を決める
- レイアウト素材を使って構図の骨格を組む
- 植栽する
- 維持・管理
- 完成(旬を迎える)
①構図を決める
構図とは、各要素を配置してまとまった全体を作り上げることです。
とくにアクアリウムのレイアウトでは、適度に「空間」をとることが大切です。
構図は、以下の3つのうちのどれかを選ぶとうまくいきます。
- 凹
- 凸
- 三角
構図 凹
両側に要素があって、中央に空間を設けます。両側が左右対称すぎても、ズレすぎても不格好になります。ちょっと難易度高めです。
構図 凸
中央に要素があって、両サイドに空間をとります。これも、要素と空間のバランスが難しいです。
構図 三角
水景をナナメに割るような直角三角形の構図です。バランスがとりやすく、初心者にもオススメの構図です!
基本的な構図は上記3つです。オススメは三角構図ですね!
②レイアウト素材を使って構図の骨格を組む
構図が決まったらレイアウト素材を使って、構図の骨格を組みます。
まだソイルは入れません。
先ほど決めた構図を意識して、2〜3本の流木を使っていろいろな角度・組み合わせを試してみます。
「ここがカッコいい」と思う配置があったら、小〜中サイズの石をつかって流木を固定します。流木の足元にフィットしそうな石をはめ込み、さらに隙間に細かい石を詰めていきます。
少しの力では動かないくらい固定できると、後の管理がラクになります。
組み上がった時点で、じゅうぶん鑑賞できるくらいだといいですね。
逆にどこか気になるところがあると、水を入れると修正できないので、納得できるまで組み直しましょう。
OK!と思ったらソイルを入れます。
③水草を植栽
ソイルの中腹が浸る程度に水を入れ、植栽をしていきます。
ポイントを箇条書きします。
- ソイルは露出しないように
- 前景に背の低い水草
- 後景のボリュームを出したいところに、成長の早い有茎草
- シダ類は三角形に配置
- ワンポイントの赤系水草は横幅を3等分する位置に
- 流木と石の境目にモスや陰性水草
- 流木の気になるところにウィローモス
詳しく解説します。
ソイルは露出しないように
ソイルは土を焼き固めたものですが、意外と人工的な感じがしてしまいます。また、水中に栄養も流出するので露出しないようにするのがオススメです。
前景に背の低い水草
水槽の手前に、いわゆる前景草という背の低い水草を植えます。
代表的なのはグロッソスティグマ、ニューラージパールグラス、ショートヘアーグラスですが、ニューラージパールグラスが育てやすくてオススメです。
前景草を植えることで、中景〜後景の水草の根本を隠す効果があります。
前景草を使いたくない場合は、手前の低床をソイルではなく、化粧砂を使うことも検討しましょう。
後景のボリュームを出したいところに、成長の早い有茎草
構図的にボリュームを出したいところに有茎草を植えます。オススメはグリーンロタラ、ハイグロフィラ・ポリスペルマ、小さめの水槽ならパールグラスです。
2〜3回はトリミング→差し戻しをするので、あまり密集して植えなくてOKです。
シダ類は三角形に配置
流木にミクロソリウムやボルビディスを活着させるときは、3ヶ所に、前から見ても上から見ても三角形を結ぶように配置するとバランスが良くなります。
ワンポイントの赤系水草は横幅を3等分する位置に
赤系の水草をポイント的に使うときは、水槽の横幅を3等分する位置に配置します。
流木と石の境目にモスや陰性水草
流木と、固定用の石の間にできた境目にウィローモスやプチナナなどの陰性水草を配置します。
小さめの溶岩石や苔石にこれら水草を活着させたものを何個か用意しておくと便利です。
光が当たる部分はウィローモス、陰になるところは陰性水草を置きます。
流木の気になるところにウィローモス
流木の切断面など、気になる部分にはウィローモスを活着させてカバーします。むしろ流木全体に活着させても自然です。
活着は木綿糸で巻きつけるのがめんどうなら、アロンアルファで接着しても問題ありません。水に浸かると白っぽくなりますが、モスが成長すると見えなくなります。
③維持・管理
植栽が完了したら必要な器具をセットします。
水草が健康に育つために、co2の添加や十分な光が得られるライトによる照射を行いましょう。
タイマーを使って定期的に。一貫した環境が大切です。
注水時には流木が浮かないように注意してください。注水直後は平気でも翌朝、流木が全てを破壊して浮いていたということもあるので、1ヶ月ほど重りの石を乗せておくことをオススメします。
注水後は通常通りの管理を行い、背面側の有茎草が水面まで達したらトリミング→差し戻しを行います。
④完成
3回目くらいの有茎草のトリミングの時に、あと1週間後、有茎草の頭がどこに来たら美しいかを考えながらトリミングします。
そしてその1週間後、完成です!
おめでとうございます!
自然感のある水景ができましたでしょうか?
まとめ
箇条書きでまとめます。
- 自然感は、生命の選択・淘汰のエッセンスが大事
- 構図を決める(オススメは三角)
- 構図の骨格を組む
- 骨格はグラつかないようにしっかり組む
- 植栽する
- ソイルは露出しないように
- 前景に背の低い水草
- 後景のボリュームを出したいところに、成長の早い有茎草
- シダ類は三角形に配置
- ワンポイントの赤系水草は横幅を3等分する位置に
- 流木と石の境目にモスや陰性水草
- 流木の気になるところにウィローモス
- 3回目のトリミングで、完成をイメージ
- 1週間後、完成!
といった感じです。
今回は流木を使ったレイアウトでしたが、石組レイアウトでも使えるポイントもあります。
ご自身なりのレイアウトを作るときの参考にもなれば幸いです。
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