キレイにレイアウトをセットして、水を入れて、お魚を投入!でも数日後にじわじわコケが生えてきてしまう・・・せっかく鑑賞を楽しみたいのにコケが気になる・・・。
そんなお悩みを解決します。コツさえつかめば、コケが発生しにくい環境を作ることはそれほど難しくありません。本記事では、初心者の方でもプロが維持するようなコケの無い水槽を作るポイントを紹介します。
透き通った水で、優雅に泳ぐお魚を鑑賞しましょう。
そもそも何でコケが発生するの?
コケは光と栄養を使って増える生き物です。そして、コケの元となるもの(胞子)は、実は自然界のほぼどこにでもいます。それらが光や栄養を吸収し、たくさん増えることで水槽内にコケとして現れます。ですので、新品の水槽だからといってコケが生えないというわけではないんです。
コケを完全に無くすことは不可能で、コケが生えにくい環境を作ることが大切です。
コケが出にくい水槽を作る5つのポイント
コケが発生しにくい水槽を作るには、以下の5つが重要になります。多くて難しそうに感じるかもしれませんが、全て改善しなくてOK。一個一個チェックしながら、当てはまっていたら改善しましょう。
- 生体の数のバランス
- 正しい水槽立ち上げ
- メンテナンス
- ろ過
- 環境
では、それぞれ見ていきましょう。
生体の数のバランス
生き物がたくさん泳いだほうが賑やかで楽しい。確かにそうなんですが、コケの原因の多くは「魚の排泄物」、つまりフンです。魚が多くなるとそれだけ水を汚し、コケの栄養となってコケが発生します。
目安は簡単で、メダカサイズのお魚で水1リットルに対して1匹以下。大きい魚は、メダカの何倍くらいの重さでカウントしましょう。金魚は成長したらメダカの10倍以上はありそうですよね。金魚って難しいんです。
正しい水槽立ち上げ
水槽をセットしてから3週間くらいは、たくさんの魚は入れず、小さい魚を2〜3匹入れるのに留めます。なぜかというと、魚のフンを分解する「バクテリア」がまだ少ないため、たくさん魚を入れると一気に水が汚れてコケが発生するからです。
またこの時期は水換えの頻度を増やしましょう。早く魚たちを入れたい気持ちはわかりますが、急いでしまうと後で失敗します。
メンテナンス
水換えの頻度は1週間に1度、換える量は総水量の1/3程度で水換えを行います。
水換えの時はホースを底に近づけ、フンなどを吸い上げながら行うと効果的です。
めんどうではありますが、ここの継続がキレイな水槽を保つ秘訣です。
ろ過
ろ過のフィルターは、種類によってその性能に差があります。ざっくり分けると、
壁掛けタイプ・投げ込みタイプ << 上部フィルター <<< 外部フィルター
です。フィルターの説明欄にある適合水槽サイズを参考にしてください。
また、壁掛けタイプに多いのですが「活性炭ろ過」というろ材は使用期限があり、それをすぎると逆に汚れを放出します。活性炭を使っている場合は、期限内に取り除くようにしましょう。
環境
環境の要素として、以下があります。
- 水草
- 太陽光
- 日照時間
それぞれ解説します。
水草
水草があると水槽内の栄養を吸収しますので、コケに栄養が回らずコケが生えにくくなります。水草を植えるほか、浮き草、ポット入りの水草でも効果があります。
太陽光
太陽の光はコケにとって最高のエサになります。わずかでも差し込まないようにしましょう。場所の関係で入ってしまう場合はついたてなどで遮ってください。
日照時間
照明がオンになっている時間は8時間程度がベスト。規則正しくすることで環境が安定し、バランスが崩れることによるコケのトラブルを防ぎます。日照時間の管理はコンセントタイマーが便利です。
それでもコケが発生する場合
これまでご紹介した方法でもコケが発生する場合の対策です。
ガラス面や流木につく緑のコケなら正常
ガラス面などに、緑色の小さな円形のコケが生えるのは管理ができている証拠です!ガラス面を掃除してから4、5日で少し出てくる程度ならGOOD!やや早いペースなら、少し栄養が多めという合図です。
モヤモヤした緑のコケは富栄養or太陽光
柔らかい糸のように長〜いコケで、水中に伸びるタイプのコケは「栄養が多すぎる」「バクテリアが少ない」の合図です。また、太陽光が入っていると爆発的に増えます。立ち上がりでうまくバクテリアが増えず、魚を多く入れてしまったりすると発生しやすいです。対処法は、ピンセットに巻きつけて取れるところは取る。ヤマトヌマエビを多めに入れる(美味しそうに食べてくれます)。日照時間を6時間程度に減らす。
黒ひげは仕方ない
真っ黒で、ちっちゃいウニのようなコケは厄介です。ピンセットで取るか、スポイトを使って木酢液をかけると枯らすことができますが、増殖も早いので諦める人も多いです。長年維持した水槽には早かれ遅かれ発生します。
まとめ
いかがでしたか?コケは厄介なものでもありますが、水槽環境のバランスが崩れているのを教えてくれているサインでもあります。魚たちが深刻なダメージを受ける前に対策を取ることができるので、ありがたい存在かもしれません。今回紹介したポイントを意識し、「コケが無い」ではなく、「コケが発生しにくい環境」に近づけてください。それでは、良いアクアライフを!


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