ガラスの水槽を買おうと思いますが、同じサイズでも値段が様々なのはどうしてですか?
高いものには理由があるのですか?
失敗しないガラス水槽の選び方を教えて!
こういった疑問にお答えします!
一見どれも同じように見えるガラス水槽ですが、素材のガラスによってグレードに差があります。
一度設置したら、そう簡単には交換することができない水槽。
この記事では、ガラス水槽を選ぶ際に後悔しない選び方をご説明しています!
ガラスは普通のタイプと高透過タイプがある
ガラスは普通のタイプと、より透明度の高い高透過タイプがあります。
普通タイプは高透過タイプに比べるとうっすら緑がかった色をしています。これはガラスに微量に含まれる鉄分の影響でそのように見えるのです。高透過ガラスは鉄分の含有量が少なく、より透明度が高くなっています。
普通ガラスと高透過ガラス、それぞれの見え方の違い
普通のガラスは鉄分の影響で緑がかった色をしています。
高透過ガラスは水色っぽく見えます。
厚みが5mmですと、正面の部分はさほど違いがわかりませんが、側面を見たときに明らかな違いがあります。
色味と透明度の参考に、水槽の反対側にアヒルの人形を置きました。
水景にはあまり関係ない部分ですが、水槽全体を写真撮影するときなどは考慮したいポイントです。
普通ガラスと高透過ガラス、どちらを選ぶべき?
予算に余裕があるなら、高透過ガラスがオススメです。
やはり、ぱっと見の印象、高級感が違いますね。
SNS用に撮影するときも、枠が青白い高透過ガラスの方が映えそうです。
また、フォトコンテスト用の写真はこの水槽の縁の部分も含めて撮ることがほとんどです。
水草は青々と美しく見えます。ネオンテトラやカージナルテトラの赤い部分はより鮮烈に。赤と緑は補色の関係なので、緑色のフィルターを通すと僅かですが色がくすんで見えます。
初心者向け水槽セットのような商品に含まれる水槽は、ほとんどがノーマルタイプのガラス水槽です。
水槽は、一度レイアウトして水を入れたらそう簡単には交換できません。水景が旬を迎えたとき、その美しさをありのまま伝えたいと思ったとき、普通のガラスであったら後悔しているかもしれません。
普通のガラス水槽を選ぶ際は、
- 生体メインの水槽
- 隔離、繁殖用の水槽
- 温かみのある色味が好き!
であればあまり色味は気にならないでしょう。
緑っぽさが嫌という人は、ブラックシリコンのガラス水槽を選ぶのもありです。最も気になる側面が黒く見えるので、全体的に緑っぽさはほとんど感じません。
まとめ
アクアリウムの難点の1つとして、一度設置したら簡単に変えられないというのがあります。
そのため長く使うもの、交換が容易にできないものは慎重に選びたいものです。
とはいえですが、他の趣味に比べてそれほどお金がかからない物が多いので、水槽はちょっと奮発してもいいのかな、と思います。
高コスパな高透明ガラス水槽のオススメはチャームのアクロ・スーパークリアシリーズです。
水槽選びの参考になりましたら幸いです!
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