
レザークラフトの作品が増えてきたのでマルシェに出店しようと思います。だけど売れるか不安。せっかくやるならたくさん売りたいな。どんな作品が売れるの?コツとか注意点とかあったら教えて!
こういった疑問にお答えします。
私は趣味でレザークラフトをやっています。歴は11ヶ月です。
先日、近所の公園でマルシェに出店してきました。その日の売上は12,000円。これが高いか低いかわかりませんが、私が尊敬しているプロのレザークラフターさんは、初のマルシェの売上は3,000円だったといいます。その人がブログで言っていたことは「1万円の財布は売れない、2〜3,000円のものが売れやすいよ」とだけ。笑
私はそれを真摯に受け止め、実践したところ12,000円売ることができました。
本記事では、私がマルシェ当日に実践したことに加え、感じたことや「こうすりゃ良かった〜」ということをできるだけ細かく書いています。これからマルシェ出店を考えている方はこれを実践することで、12,000円以上は売れるでしょう。ご自身のアイデアをプラスすれぼ、さらなる売り上げアップも期待できるはず!
ぜひご参考にして下さい。
そもそもマルシェとは?マルシェの性質を理解しよう

そもそもマルシェとは、自分で作ったものやサービスを売ることができるフリーマーケットです。既製品を中古として販売することはできません。つまり、ハンドメイドであることが前提になっています。地域住民どうしの交流を深める目的が大きいのも特徴です。
それらを踏まえると来店される人は、
- ハンドメイドが好き、もしくは自身もしている
- 友好的でコミュニケーションをとるのに抵抗が少ない人
- 女性(マルシェという言葉の響きから、男性がお一人では来にくい)
といったお客さんが多いです。ネットショップで売るのとはアプローチが違ってくるんです。
お客さんの予算はひとり3,000円と仮定
お客さん1人あたりの予算は3,000円以下と考えましょう。
そもそもお客さんは買い物をする気マンマンでマルシェに来ていません。ふらっと立ち寄ったとか、イベントやってるから覗いてみたということがほとんどです。
みなさまも、買う気がないのに数千円も買い物したら罪悪感ありませんか?イベント会場の場所や趣旨によって異なりますが、おおむね3,000円程度が衝動買いの許容範囲でしょう。
どんなに可愛くても売れないものとは?
どんなに可愛い作品に仕上げても、マルシェでは売れるとは限りません。なぜなら、買う理由がないからです。必要性がないものに対しては、1,000円だとしても無駄遣いと判断されてしまいます。
レザークラフト作品はそれぞれ使用目的が明確なので、それがお客さんの目的と合致することが重要です。訴求力ともいいますね。可愛いは訴求力にはならず、訴求力の弱い作品は売れません。
高くても買われるものとは?

値段が高くても買われるものとは、以下のものです。
- 買う理由があるもの
- 人のために買うもの
明確な買う理由や必要性があれば、無駄になりません。衝動買いの罪悪感も帳消しにします。
「人のために買う」とは、大切な人への贈り物として買っていくケースを指します。人は貢献欲求があり、他人に何かをしてあげると幸福感を得られるんです。「良いことにお金を使った」という気持ちになり、無駄遣いしてしまったとは思いません。
実際に買われたときの例をあげます。
マルシェ当日は母の日で、母子でご来場。娘様がお母様にカードケースを買ってあげた。そのお母様が今日来たがっていたお父様に小銭入れを買っていった。
どちらも自分用ではなく、大切な人のために買っていかれました。貢献欲求が働いた結果です。
イベントの趣旨やシチュエーションから売れ筋を考える
ここまでで買う理由についてお話ししました。さらに深掘りしていきましょう!
今回は母の日だったので、お母様へのプレゼントにふさわしいものが売れ筋です。例えば、
- 老眼鏡ケース
- ブックカバー
- 落ち着いた雰囲気のサコッシュ
なんかはどうでしょう。私はそこに考えが及ばなかったので用意できませんでしたが、そういった商品を色違いで揃えておけば選択肢に入ったと思います。
もちろん、母の日は一例です。イベント日やイベントの趣旨、立地などによって変わります。〇〇マルシェというネーミングなら、〇〇の部分を意識した作品も好感度高いです。リサーチしたりイメージを膨らませて、ぴったりな商品を考えてみましょう。
裏ワザではないですが、minneやcreemaに登録していると季節ごとの特集が組まれることがあります。そこで紹介されるアイテムが、まさに季節ごとの売れ筋商品です。これらとマルシェの趣旨、地域性を合わせて、当日売れそうな商品を考えてみてください。
訴求力を底上げする方法
お客さんにとっての「買う理由」を、こちらから想起させてあげましょう。どういうことかというと、買う理由が無い商品に対して、もっともらしい買う理由をつけることです。すごく悪いことのように聞こえますが(笑)、潜在的なニーズを顕在化させることですね。
例えば小銭入れの場合、

お財布に小銭をパンパンにつめると形崩れしやすくなります。小銭入れを持ち歩くと、大切な財布を長持ちさせられますよ。
とお伝えしてみる。我が身に当てはまる人なら、ハッとして小銭入れの重要性に気付くのではないでしょうか?
他にも、アクセントカラーのタッセルで、バッグなどに付けられるもの。地味なバッグしか持っていなくても、付けるだけでかんたんにオシャレに見せられるタッセルをまだ知らないかもしれません。
こういった本人も気付いていないニーズを呼び起こしてあげることで、訴求力をアップできます。ポイントは、売ろうとするのではなく教えてあげることです。
マルシェで繁盛していたお店は?
当日、繁盛していたショップをご紹介します。
それは、透明なアクリル板に無地の絵柄が描いてあって、用意されたさまざまな色の塗料で自由に色付けできるというもの。参加者はほぼ子供達です。圧倒的にお客さんを集めていましたね!
こちらのショップが人気な理由としては以下が考えられます。
- 夢中になって作業する子供を見れる
- 季節感がある
- 料金が安い
それぞれ解説します。
夢中になって作業する子供を見れる
小さい子供を持つ親御さんは、夢中で作業するお子さんの姿を見たいものですよね。出来上がった作品も思い出の品になります。知育にも良い影響がありそうです。お金を払う理由が十分にあります。
季節感がある
完成品は透明感があって、これから暑くなる季節でも涼しい印象を与えます。季節的に外れてなくて、気持ちが上向くような作品です。
料金が安い
詳しく見ていませんが、1,000円以下の料金設定だったはず。絵柄を選んだあとは8人くらい座れるキャンプテーブルがあるので、そこで完成まで各々作業してもらいます。単価が安くても複数人が同時に体験できるので非常に効率が良いな〜と感心してしまいました。
まとめ

お伝えしたことをまとめますね。
マルシェに来る人は、
- 女性
- ハンドメイド好き
- コミュニケーションに抵抗が少ない
こういった人が多いです。
1人あたりの予算は3000円以内と仮定。
作品は可愛いだけではダメ。売れる作品は、買う理由がある商品です。買う理由とは、
- 必要性があるもの
- 人に贈るもの
です。とくに後者は人間の貢献欲求を満たすので、ストレスなく買われやすいです。
マルシェに来る人のシチュエーションを考えて、買われるに相応しい作品を用意しましょう。
買う理由は、呼び起こしてあげることも可能。作品の思わぬ使い道やメリットを、ポップや会話の中でお伝えすれば後押しになります。
以上を行えば、マルシェで1万円以上は売り上げられるはず。なぜなら、私が1万円売れたときに行っていた事以上の事をお伝えしたからです!もっと言うと、マルシェ当日は曇りで客足が少ない状態でした。
用意すべき物(チェックリスト)については近日別記事でアップします。
good luck!
【番外編】実際に売れた物リストを公開
当日、実際に売れた全作品リストです。
作品 | 値段 | 売れた数 |
---|---|---|
トリック編みブレスレット | 500円 | 青1、キャメル1 |
ナスカンで付けられる大きめタッセル | 1,000円 | 青1 |
小物トレイ | 2,000円 | 青1 |
馬蹄形コインケース | 2,000円 | 青1 |
ボックス型コインケース | 2,000円 | 生成り1、黒1 |
カード・コインケース | 2,000円 | 青1 |
便宜上、青と記していますがターコイズブルーの革を使った作品です。季節感があるものとして、ターコイズブルーの作品は多く売れました。(@kawamaruya)


ブレスレット(500円)は、なにも買わないのが申し訳ないから買ってくれたかもしれません。ですが丁寧に作った物なら革の良さをわかってくれて、次回出店時にリピートしてくれるはず。日々のSNSの更新と、フォローの催促は大切ですね。500円の作品をいくつか置いておくのも大事な意味があります。
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