ハムスターのエサの選び方と与え方のポイントを解説

ハムスター

ハムスターは、雑食動物です。主食は穀物類ですが、野菜や果物、ペレットなども食べます。ハムスターの健康を維持するためには、バランスの良い食事をさせることが大切です。

この記事では、ハムスターのエサの選び方と与え方のポイントなどを解説します。

ハムスターの主食

ハムスターの主食は穀物類です。飼育下では、ハムスター専用のペレットを与えていれば十分です。ペレットにはハムスターの健康維持に必要な栄養が含まれており、適度な硬さがあるため歯の伸びすぎ防止にも役立ちます。乾燥しているため巣箱での保存にも適しています。

また、穀物類をそのまま与えることもできます。穀物類は、小麦やトウモロコシ、玄米などがあります。穀物類は、殻付きのものを与えると、歯の摩耗に役立ちます。

ハムスターの副食

ハムスターの副食には、野菜や果物などをあげます。

野菜

野菜は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富です。一般的には、キャベツやニンジン、ブロッコリーなどを与えます。我が家のハムスターはブロッコリーが大好物でした。

ただし、水分の多いものや、冷蔵庫から出した手で冷えているものはお腹を壊すことがあるので注意が必要です。

果物

果物は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富で、嗜好性も高いです。一般的には、リンゴやイチゴ、ブバナナなどを与えます。

果物は糖分量が多く肥満の原因になるため、ハムスターの体型を観察したり、飼育方針によって与え方を調整してください。また、水分や温度によってお腹を壊すことがあるので注意しましょう。

ハムスターのおやつ

ハムスターのおやつとしては、やはりヒマワリの種がおすすめです。嗜好性もあり、高カロリーなのでハムスターの活動のエネルギーになります。また、殻を齧る際に歯の摩耗に役立ちます(ハムスターの歯は放っておくと伸びすぎるため)。

健康でストレスなく暮らしていれば、ヒマワリの種も食べすぎることはありません。ハムスターは賢いので、嗜好品といえど、いざという時のために保管します。

市販のおやつについて

ハムスターのおやつとして売られているものは、個体によって好き嫌いが分かれます。おやつはヒマワリの種で十分なので、市販のおやつは食べている様子が可愛らしい、といったこと以外にあまりメリットがありません。

ハムスターのエサの与え方

ハムスターのエサの与え方について解説します。

ペレット

ハムスターの主食であるペレットは、エサ入れに常に切らさないようにたっぷりと入れておきます。食べ過ぎの心配はありません。なぜなら、ハムスターはエサを保存する性質があり、お腹が減ったときに必要な分だけ食べます。そのため、ストレスなく暮らしているハムスターは太りすぎることがないのです。

副食

副食である野菜や果物は、食べきれる量を与えます。慣れてきた時に手渡しで与えるのがおすすめです。慣れていない場合はストレスにより食べすぎてしまったり、巣に持ち帰って腐らせてしまうことがあるからです。

ヒマワリの種

ヒマワリの種は、ペレットを補充する際に10:1程度の割合で混ぜる、人間とのコミュニケーションツールとして手渡しする、といった与え方がおすすめです。

ハムスターのエサの注意点

ハムスターのエサを与える際には、以下の点に注意しましょう。

  • 塩分や糖分の多いものは避けましょう。
  • 生ものは与えないようにしましょう。
  • ナッツ類や種類は、与えすぎると肥満につながるため、注意しましょう。

人間が食べるものは、ハムスターにとっては有害なものばかりです。ハムスターの性質を考えたエサを与えるようにしましょう。

まとめ

ハムスターの健康を維持するためには、バランスの良い食事をさせることが大切です。主食と副食を組み合わせて、ハムスターの好みに合わせて与えるようにしましょう。

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