こういった疑問にお答えします。
カミハタのヴォルテスを4台所有している私が、カミハタのヴォルテスを使って感じたメリットやデメリット、カミハタのヴォルテスがオススメの人を解説します!
今回の記事は以下の人向けです
- カミハタのヴォルテスを買おうか悩んでいる人
- アクアリウム用の照明はどれがいいのか悩んでいる人
- カミハタのヴォルテスを使った感想を知りたい人
今回の記事では
②カミハタのヴォルテスのメリット
③カミハタのヴォルテスのデメリット
④カミハタのヴォルテスがオススメの人
上記4つについてお話しします。
この記事を読むことで
- カミハタのヴォルテスを購入する前に、どんな商品なのか分かった
- メリット・デメリットを理解した上で、購入するかどうかを判断できるようになった
という結果を手にすることができます。
カミハタのヴォルテスをレビュー
カミハタのヴォルテスについて
シンプル&軽量な高反射リフレクターを採用したアクアリウム用照明です。
高反射リフレクターで光源からの光を効率よく、水槽内を明るく照らします。
アルマイト加工を施したアルミボディは、軽量かつシンプル。
カミハタのヴォルテスは実際に持ってみると、見た目以上に軽っ!と感じます!
軽いのでクリップで取り付けた時の安心感があります。
専用の30W蛍光ランプ(E26)を使用します。
他のランプに付け替えることもできます。
1灯で45センチ以下の水槽に適します。
カミハタのヴォルテスの設置方法は
- クリップで取り付ける
- チェーンで吊るす
水槽の上に乗せるのではなく、上記のような設置方法になります。
カミハタのヴォルテスのスペック
ヴォルテスのスペックは以下のようになっています。
各種仕様 (専用の30W蛍光灯を使用)
入力電圧 100V
消費電力 30W
入力周波数 50/60Hz共通
灯具サイズ 約160×160×310mm(W×H×D)
蛍光灯サイズ 約60×60×165mm(W×H×D)
コード長 約310cm
重量 約0.7kg(蛍光灯装着時)
カミハタのヴォルテスのメリット
それでは、カミハタのヴォルテスを使ってみて感じたメリットからお伝えします。
- 水槽の上のスペースがオープンにできる
- 作業がしやすくなる
- 水草もちゃんと育つ
- 自然な色の光
- DIYと相性が良い
- アクアリウム以外でも使える
それでは、一つづつ解説していきます!
その1:水槽の上のスペースがオープンにできる
まず1つ目は、水槽の上のスペースがオープンにできることです。
ヴォルテスは設置する位置を高くすれば、水槽上部の空間を広く取ることができます。
これによりアクアテラリウムの植物や、水上葉が展開できる領域が広がります。
その2:作業がしやすくなる
2つ目は、メンテナンスの作業がしやすくなることです。
水槽に照明器具を乗せている場合は、メンテナンスの度にいったんそれをどかさなければいけません。
ヴォルテスなら水面から離れた位置にあるため、そのままメンテナンスの作業が可能です。
特にスクレイパーでコケ掃除をするときに、左右のガラス面に対して作業がしやすいです。
メンテナンスは定期的に行うものなので、毎回の少しだけストレスが減るだけでも大きなメリットと感じます。
その3:水草もちゃんと育つ
3つ目は、水草の育成もできるということです。
私はヴォルテスで陰性水草がメインの水槽や、ニューラージパールグラスを絨毯にした水槽(30センチ)を維持していました。
特に難しいと言われる水草でなければ、じゅうぶん育成は可能だと思います。
LEDが進歩する前は、水草を元気に育てるためには、
と言われていました。
ヴォルテスは30Wですので、
- 30センチ水槽ならじゅうぶん
- 45センチ水槽なら陰性水草メイン
- 60センチ水槽ならヴォルテスを2灯
くらいを目安にすると良いかと思います。
ただ、水草育成に有効と言われる光の波長についての表記はありませんでした。
水草育成に特化したLED照明のレビュー記事
アクロトライアングルグロウ300のメリット・デメリット【レビュー】
その4:自然な色の光
4つ目は、ヴォルテスの光は自然な色と感じたことです。
一般的なLED照明は商品によって光の色に違いがあるので、魚や水草に多少の色のフィルターがかかります。
ヴォルテスの光は白いため、魚や水草の本来の色で鑑賞することができます。
また、リフレクターで反射した光は輪郭が柔らかく、LEDの直線的な光よりも優しいように感じます。
その5:DIYと相性が良い
5つ目は、ヴォルテスはDIYとめちゃめちゃ相性が良いことです。
DIYがお好きな方なら、吊り下げアームや棚を自作して思い通りの環境が作れます。
私も以前、ホームセンターでアンティーク調の鉄パイプを組み合わせて、オリジナルの吊り下げアームを自作したことがあります。
アクアリウムはインテリア性も重視されるので、おしゃれで個性的な飼育環境を目指す上でもヴォルテスは重宝します。
その6:アクアリウム以外でも使える
6つ目は、アクアリウム以外でも使えることです。
たとえば
「屋外で育てている植物を冬場だけ室内に移したい」
など、スポット的に光が欲しいときに重宝します。
スパイラル蛍光管を植物育成用ランプに替えて、家庭菜園もできるかもしれません。
気軽に色々な場所に設置できるのがヴォルテスの特徴でありメリットですね!
カミハタのヴォルテスのデメリット
では次に、カミハタのヴォルテスを使って感じたデメリットについてお話ししていきます。
- 本体がデカい
- 蛍光灯のコスパ問題
- 設置方法によっては何かを買い足す必要がある
それでは解説します!
その1:本体がデカい
まず1つ目は、本体が大きいことです。
初めて見たときは、「思ったよりデカいな」と思いました。
30センチ程度の小型水槽に使うとその存在感をより感じます。
スリムなLED照明と比べると、水槽の上の空間をかなり占領します。
水槽まわりをコンパクトにまとめたい方には向かないかもしれません。
その2:蛍光灯のコスパ問題
2つ目は、LEDと比べて蛍光灯のコスパが悪いことです。
引用:公式サイト
(計算例)器具の電力(kw)×台数×月間点灯時間×電気料金(27円/kw)ヴォルテス1台を1日10時間使用した場合の月間電気代(以下)
ヴォルテス30W 約243円
アクロトライアングルブライトの60センチ用は36.6Wですので、これを1灯使う場合と比較すると倍近い電気代がかかります。
また、スパイラル蛍光管の寿命が5000時間となっています。
1日10時間の点灯で500日、ざっくりした計算で1年半くらいで交換時期がきます。
その3:設置方法によっては何かを買い足す必要がある
3つ目は、設置方法によっては何かを買い足す必要があることです。
LED照明は基本的に乗せるだけで設置ができますが、ヴォルテスは取り付け先がないと設置できません。
場合によっては、専用アームを追加で買うとか、取り付け先をDIYすることになり、さらなる出費となることがあります。
購入前に、どこに取り付けるかを決めておいたほうが良いでしょう。
取り付ける場所がない!という人や、むしろ水槽に直接付けたい人には以下のような製品があります。
カミハタのヴォルテスがオススメの人
それでは、メリットとデメリットを踏まえた上で、カミハタのヴォルテスがオススメの人を解説します。
- ヴォルテスの無骨なデザインが好きな人
- DIYが好き・得意な人
- いつでも気がついた時にメンテナンスしたい人
それでは詳しく解説します。
その1:ヴォルテスの無骨なデザインが好きな人
まず1つ目は、あなたが
ヴォルテスのサイズ感を理解した上で、デザインが気に入ったのなら、ヴォルテスはオススメです!
なぜなら、趣味ならば自己満足って大事!だからです。笑
「機能は良いけどデザインが気に入らない」と思って使うよりも、気に入ったデザインの物を使う方があとで後悔しません。
その上、ヴォルテスはプロのアクアリストにも愛用者が多いことからわかるように、照明としてもちゃんと優秀です。
どこかレトロな感じもするデザイン。
私は大好きですね!
その2:DIYが好き・得意な人
2つ目は、もしあなたが
インパクトドライバーも持ってるレベルでDIYが好きなら、ヴォルテスはオススメです!
もちろん、DIYを全くしなくてもヴォルテスを問題なく使用できますが、
DIYが得意なら、ヴォルテスを使ったあなただけの素敵なインテリア水槽を作ることも可能です。
その3:いつでも気がついた時にメンテナンスしたい人
3つ目は、もしあなたが、
「メンテナンスのたびにライトをどけて、ガラス蓋をどけるのはめんどくさいなぁ」
と思っているのなら、ヴォルテスでオープンアクアリウムにしてしまうのもオススメです!
先ほどお話ししたように水槽上部に空間がとれるので、さっとコケ掃除をしたり、伸びすぎて気になる水草をトリミングしたりする作業を低ストレスで行えます。
こういった小さなストレスはモチベーションにも関わるので、作業工程を少しでも減らしたい人にはオススメです。
まとめ
お疲れ様です!
今回の記事では
②カミハタのヴォルテスのメリット
③カミハタのヴォルテスのデメリット
④カミハタのヴォルテスがオススメの人
について解説しました!
カミハタのヴォルテスを購入するかどうか、迷われていた方は参考になりましたでしょうか?
シンプルでちょっと無骨なデザインのヴォルテス。
水槽まわりの印象はLED照明とはまた違ったものとなり、メンテナンス性も変わってきます。
LEDの時代に蛍光灯と思うかもしれませんが、高反射リフレクターによる柔らかい光は蛍光灯の良さを再確認させてくれます。
(電気代はLEDよりは高くなるけど)
アクアリウムの定番の照明の1つとして認知されているのは、ヴォルテスにしかない魅力があるからだと思います。
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