【アクアリウム】トリミングバサミの選び方

水草水槽をやるならトリミングバサミが必要です。

でも、どれを選んだらいいのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。

トリミングバサミは自分にあったものを選ばないと作業がしにくいばかりか、最悪手首を痛めてしまうこともあります。

違和感やストレスを感じながらのトリミングを続けていたら、アクアリウムが辛いものになってしまいますね。

反対に使いやすいハサミに巡り合うと、思ったように切ることができ、トリミング自体が楽しくなるでしょう。

本記事では、トリミングバサミの選び方についてわかりやすくお話ししていきます。

そもそもトリミングバサミとは?普通のハサミと何が違うの?

同じハサミでもトリミング用のハサミは、水草をカットすることに特化しています。

水草のレイアウトを整えるとき、

  • 茎を切る
  • 密集した水草を間引く
  • 高さを揃える

といった事をしますね。

トリミング用のハサミは先端が細く、刃先がカーブしているため、水草に対してさまざまなアプローチが可能です。

流木が入り組んだ場所や、水草が密集した場所も狙った一本だけを切れるのが理想。

また、柄が長くなっているため水中に手を入れる事なく快適に作業ができます。

おすすめのトリミングバサミはDOOAのアクアシザーズM

これを読んでいる方は最初の一本にお悩みかと思います。

私も愛用していて、おすすめできると感じるのがDOOAのアクアシザーズMです!

SCISSORS CURVE | PRODUCTS | DOOA

税込み価格¥4,290

いやいや、おすすめじゃなくて選び方を教えてよ!と思うかもしれませんが、平均的なこちらのハサミを知ることで選び方が見えてきます。

よろしければお付き合いください。

23cmという長さが絶妙。

60cmレギュラー水槽の後景に植えた有茎草なら、手を濡らすことなくトリミングができます。

中景〜前景はちょっと袖をまくる必要がありますが、特に成長が早いのは有茎草なので、いつものトリミングは快適に行えますよ。

かえって長すぎると重くなるし手の力も必要。

23cmはちょうど良い長さなんです。

世界的なアクアリウムの会社が開発したハサミが25cmでも、20cmでもなく23cm。きっと理由があるのでしょうが、実際に使ってみて非常に軽快な使い心地なんです。

ハイタイプや90cm〜の大型水槽をお持ちの方はもっと長くて良いでしょう。

先端がアールしている

先端がアールしているかしていないかは大きな違いです。

これは買う前に絶対に意識しましょう。

最大で30度くらい角度がついていますが、これによって水草に対して水平な角度でカットしやすくなります。

これをアールがついていないハサミで行うとすると、ハサミを水平に入れなくてはなりません。前景草を切るときは大変ですね。

必ずしも水平に切らなきゃいけないことはないですが、構図を意識した頂点を揃えるカットをする際にはとても便利です。

また、手首を少しひねるだけでさまざまな角度から刃先を入れることができます。ストレートタイプに比べてかなり小回りが効きますので、アール付きとそうでないハサミで迷ったときは、アール付きのハサミをおすすめします。

ちなみにストレートタイプはどういう時に使うのか?

植栽前の下処理や後景草のカットです・・・それって文房具のハサミで良いのでは。笑

後景草であってもアール付きの方がむしろ切りやすいと感じます。

指かけに丸みがあって手に優しい

指を入れるリングのふちが丸く加工されています。

過去に使っていた、ネットで購入したハサミはふちにカドが残っており、すぐに指が痛くなりました。

これではトリミングが苦痛になってしまうので、すぐに買い替えを決心。通販のレビュー記事じゃないけど、もっと早く買っておけばよかったと思います。笑

5年以上愛用のアクアシザーズMは錆びてもいませんし、切れ味も問題ありません。

切れ味が悪くなってもピカールケアーで復活できそう。

話がそれましたが、指掛けが丸いのがポイントです。


ほどよく軽い

アクアシザーズMをキッチンスケールで計ったところ80gでした。

これはLサイズの卵くらいの重さです。卵のようにカドが丸くとられているシザーズ。

トリミングも納得いくまで集中して行うと結構腕が疲れてきます。それを大きく軽減できるのが、軽さ。逆にいうと、軽くないと納得いくまでトリミングできないということです。

スマホも重いと疲れますよね。軽さは正義です。笑


上記のように、

  • 程よい長さと重さ
  • 手への負担を考慮した仕上げ加工
  • 先端のアール

といった、大事なポイントがおさえられた一本となっております。

初めて買うハサミとしては間違いなくおすすめですね。

まとめ

あなたが60cm以下の水槽を所有していて、

  • 手をあまり濡らしたくない
  • 疲れにくい
  • よく切れる
  • トリミングが楽しくなる

ハサミをお探しなら、

長さは23cm前後で軽くて、カドが丸く削られているハサミをおすすめします。

先端はアールしている方が、痒い所に手が届くので良いでしょう。

前景に適したのはウェーブタイプ。もしもあなたが「草原レイアウトしかやらない」のであればウェーブタイプのハサミも選択肢としてはアリ。

重さは80gを一つの目安にしてください。

重くてカドが残っているハサミは、本当に手が痛くなります。ネットでピンセットとセットになって売られたりしますが、おすすめしません。目的は達せられると思いますが。

ハサミは長く使えるし、切れ味悪くなってもピカールケアー等で復活できます。少々値が張ってもいいものを買うことをおすすめしますよ!

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