こんにちは、ラッシュです。
今回は、室内で、睡蓮鉢によるメダカの飼育方法をご紹介したいと思います。
すごくシンプルかつ、手入れのしやすさを意識しました。こまめに掃除ができ、常にキレイな状態を保てたらいいなということで、今回ご紹介するようなセッティングになっています。メダカがいる日々を想像しながら・・・さっそくセットしていきましょう!
セッティングの手順
セッティングの手順は以下のようになっています。
- 睡蓮鉢を設置する
- 低床を濯ぐ
- 低床を入れる
- フィルターを入れる
- ライトを設置する
- 水を入れる
- 浮草を入れる
- フィルターを始動
- 照明を点ける
それでは、順番に解説していきます。
睡蓮鉢を設置する
まずは睡蓮鉢を設置する場所を決めましょう。しっかりした台の上が望ましいです。なぜなら、水を入れると思った以上に重くなり、設置した箇所が重さに耐えられず破損してしまう恐れがあるからです。
今回は小型の睡蓮鉢で水を入れても5リットル程度だったため、あまり気にしませんでしたが、総重量が10kgを超える場合は注意が必要です。しっかりした踏み台の上や、水槽台に置くことをおすすめします。
睡蓮鉢は軽く洗う
今回買った睡蓮鉢はホームセンターのガーデニングコーナーで売られていました。長らく置いてあったためか、汚れがあったので軽く洗います。といっても、濡らしたキッチンペーパーで拭く程度です。
低床を入れる
低床とは、水槽の底に敷く土とか砂利、砂のことを指します。低床を敷かない水槽もありますが、低床を入れることで、
- バクテリアによる浄化作用に期待
- メダカのストレス低減を期待
- フンなどを目立たなくする
といったメリットがあります。敷くというよりも多少蒔いといた、くらいの感覚ですが・・・。
そのまま入れると水の濁りの原因になるので、水道水でよく濯いでから使います。
ひゅうが土を使うメリットは?
ひゅうが土は軽石であり、
- 多孔質でバクテリアの定着に有利
- 軽い
- 程よい粒の大きさ
といったメリットがあります。メンテナンスのしやすさも抜群なのでこちらをチョイスしました。
ひゅうが土を使う際の注意
ひゅうが土は内部に空気を含むため、水に浮いてしまうことがあります。空気が抜けると沈みます。そのうち沈むのでそれまで待つか、初めから沈むものだけを使いましょう。
そのような煩わしさを回避したい場合は、他の低床を検討してみてください。
フィルターを入れる
水を濾過するためのフィルターを入れます。
今回は投げ込み式フィルターを選びました。メダカは数匹しか入れないので、もしかしたらフィルターは要らないくらいですが、少しでもキレイな水で快適に暮らせるようにと、小さめのフィルターを設置します。
深さの無い睡蓮鉢なので、低水位用の投げ込み式フィルターにします。
エアーポンプ使用時の注意
フィルターとエアーポンプを繋いで使う場合、エアーポンプは水槽の水位より高い位置に設置します。水位より低いとエアーチューブを伝って、水が逆流する可能性があるためです。やむを得ず低い位置にエアーポンプを設置するときは、チューブに逆流防止弁を繋ぎ、水の逆流を防ぐようにしてください。
ライトを設置する
照明器具を設置します。照明は
- メダカの昼夜リズムを作って免疫力を上げる
- 水草を育てて水質浄化を期待
といったことに関わってきます。
今回はコトブキの小型照明を使いました。今どきのUSB電源のライトです。クリップで水槽のガラスに取り付けるタイプですが、今回の睡蓮鉢にも問題なく取り付けることができました。
コトブキ ミニLED ピースは小回りが効く
設置した位置を変えずに、アームだけの可動域を見てもかなり広く、上に上げればメンテナンスもしやすいです。取り外しも簡単なので、小回りが効くライトといえますね。
水を入れる
水を注ぎます。この後水草も入れるので、カルキ抜きをした水を入れましょう。カルキ抜きをしないと水道水に含まれる塩素の消毒作用で、水草や微生物に悪影響があります。
水を入れるときはカルキ抜きをセットで行うようにしましょう。
浮草を入れる
今回は浮草としてアマゾンフロッグピットを浮かべました。アマゾンフロッグピットは、
- 産卵床にもなる
- ちょうどいい大きさで管理しやすい
- 水の浄化に貢献
- メダカの隠れ場所になる
といったメリットがあります。
フィルターを始動
エアーポンプをコンセントに繋いで、フィルターを作動させます。
水面の泡のはじけに注意してください。壁紙や設置台の合板が傷まないように!
照明を点ける
照明を日中はオン、夜間はオフというリズムで管理しましょう。コンセントタイマーを使って自動化すると便利です。
メダカはまだ入れない
メダカはまだ入れません。なぜなら、ろ過をするバクテリアがまだまだ少なく、メダカにとって有害な物質が残りやすい水だからです。
バクテリアを増やすには彼らのエサとなる、生き物のフンが必要です。そこで、今回は水草にくっついてやってきたレッドラムズホーンにそのまま暮らしてもらうことにしました。レッドラムズのフンがバクテリアのエサとなり、ゆっくりですが水ができていきます。そうして暫く経ち、バクテリアが増えてきたのを見計らってメダカを導入します。
まとめ
室内、睡蓮鉢の飼育環境をセッティングしてみましたが、いかがでしたか?
今回のひゅうが土ですが、実は明るい色の低床は、「メダカの体色が薄くなりがち」というデメリットがあるんです。濃い色や黒い低床を使うことで、メダカの体色がはっきり出ます。ブリーディングや体色を存分に楽しみたい時は、あまり向かないかもしれません。
コトブキの小型のライトは初めて使います。アマゾンフロッグピットが育つかどうか・・・。
しかしながら、水の音はやっぱり癒されますね。今まではプラントフィルターという方法で維持していたので無音でしたが、このブクブク音がいい感じです。
メダカを入れるのが楽しみ!後日アップします!
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