観葉植物のような見た目と、高い水質浄化能力で、水草水槽にはうってつけと思われるヤマサキカズラ。
Pinterestなどで水槽の画像を探していると、ヤマサキカズラを水上部分に使用したオシャレな水槽を見かけます。
こういった植物の浄化作用(プランツフィルター)を使ったエコな水槽って憧れますよね!
ですが、いざヤマサキカズラの育て方・レイアウトでの使い方を調べても、ぜんぜん情報が見つからないんですよね。
あれこれ考えてもわからないので、とりあえず買って育ててみる事にしました。
そうして、なんとなくヤマサキカズラの活用方法を理解しました。
ADAの侘び草マットでヤマサキカズラ入手
今回買ったのは、ADAの侘び草マットのヤマサキカズラです。
ヤマサキカズラはホームセンターの園芸コーナーなどでも手に入るようですが、農薬が不安だったためADA製にしました。
ホームセンターではメダカのビオトープ用にヘアーグラスやグロッソスティグマの水上葉が売られてたりしますが、農薬使用の有無はしっかり確認しましょう。農薬が使われているとバクテリアに影響したり、エビにとって致命的なダメージを与えてしまいます。
侘び草マットは1,500円ほどでしたが、ウィローモスとヤマサキカズラ2株、詫び草マットのベースが付いています。
ヤマサキカズラは木綿糸でくくりつけられていました。根っこがベースに複雑に絡まっているのでひっぺがすのが大変です。ひょっとして、ピンナティフィダやシダ類みたいに、流木に縛り付けたら活着するのでしょうか?
ちなみにウィローモスは結構量もあり、使い切らずに詫び草マットが入っていたパック(わりと密閉されそう)に戻して、他の水草をくっつけて窓際に置いておけば新たな詫び草マットが作れそうです。
詫び草マットコスパ良し!
ヤマサキカズラをアクアリウムで使う
育て方についてネットで見ると、低床に挿す、ボルビディスの茂みにひっかける、等がありましたが、あまり詳細は見当たらず。
他のサイトでは、アクアリウム向けというより観葉植物として紹介されるものが多いです。
・・・アクアリウムへの導入についてはわからないままでした。
とりあえず、一本をガラス製の花瓶に入れて、窓際に置いてみる。
飼育水の入った容器に入れただけです。根は生えるのか?これはこれで涼しげで良い(*´-`)
もう一本はボルビディスにひっかけてみました。
水上葉をそのまま沈めた感じで違和感満載。
葉は水上に出しておくのが正解??どうなんでしょう・・・。
ADA天野氏のご自宅の水槽では、流木の水上に出ている部分にヤマサキカズラがもっさり使われています。「水質浄化に一役買っている」とのことです。
葉はかなりしっかりしてますね。
ただ、毒があるそうなのでご注意を。
丸まっている。
経過を見守りたいと思います。
1週間後の変化
水没させた方は、ハッキリとした変化がありました!
画像をご覧ください。
真っ白な、太い根のようなものが出ています。
おそらく、レイアウトに使いたい場所に固定しておけば、この根が絡みながら下に下にと伸びて草体を固定してくれそうです。これは確かに、水質の浄化作用ありそうですね!
一方の窓際の方は変化なしです。笑
コメント